疫病関連資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

麻疹癚語 - 翻刻

麻疹癚語 - ページ 30

ページ: 30

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【右丁】 我(わが)類(たぐ)ひの蕃神(えびすがみ)は。万国(ばんこく)にすぐれ たる日本(につぽん)の米(こめ)の飯(めし)。池田(いけだ)伊丹(いたみ)の 御神酒(おみき)には。咽(のど)を鳴(な)らして飲(のみ) 喰(く)ふ事(こと)。譬(たとは)ば正客(しやうきやく)の大臣(だいじん)は。吸物(すひもの)も 上汁(うはしる)をけしきばかり吸(す)ふて御坐(ござ) れど。かの末社(まつしや)のわる神(かみ)どもが。坪(つぼ) 平(ひら)まで代(かへ)てしてやり。焼(やき)ものを 【左丁】 引(ひき)かへしてむしる格(かく)にて。興(けう)さめて 覚(おぼ)ゆる也。かくいへば仲間(なかま)の あらをいふやうなれど。毎年(まいねん)はやる 疱瘡(はうさう)と違(ちが)ひ。おらが仲間(なかま)は二 三十年ぶりに。適々(たま〳〵)に来(く)る客心(きやくしん) ゆゑか。それ程(ほど)の不行儀(ふぎやうぎ)なる事は せず。それを却(かへつ)て痘瘡(もがさ)より見(み)