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コレクション: コレクション3

麻疹癚語 - 翻刻

麻疹癚語 - ページ 31

ページ: 31

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【右丁】 けなし。麻疹(はしか)の神(かみ)はないもの とは。余(あま)りなるいひ分(ぶん)なり。麻疹(はしか) にも疱瘡(はうさう)にも。いにしへより神(かみ) あればこそ疫瘡(ゑきさう)とは国史(こくし) にもしるし。又(また)長徳(ちやうとく)の記(き)に。 四月廿三日乙卯 《振り仮名:勅-_二聞|みことのりして》《振り仮名:天-下_一|あめがしたに》患(うれふる)_二 《振り仮名:疫-疾_一|ゑきしつを》者(もの)《振り仮名:巨‐多|おほし》宜(よろしく)_下【左ルビ:べし】給(たまはり)_二《振り仮名:官-符五-畿|くわんぷをごき》 【左丁】 七道諸国(しちだうのしよこくに)_一奉幣(ほうへい)転経(てんきやう)祈祷(きたうして)除(のぞく)_上 _レ災(わざはひを)とみえたり。これみな疱瘡(はうさう) 麻疹(はしか)はやり風(かぜ)の類(たぐ)ひまでも。 夷狄(ゐてき)の神(かみ)のなすわざなれば。 皇国(みくに)の御神(みかみ)に奉幣(ほうへい)して。邪(じや) 気(き)をさくる事(こと)なれば。必(かな)らず神(かみ) なしとはいふべからず。神(かみ)ありとて