翻刻
なり又後迄おかせ給ふ事も有此時は奥方の天児と
一所におかせ給ふ事も有
一女の天児は祝言相調ひ三つめのうちは膳をすへ其後 二(フタ)
人(リ)の天児を一所にして御寝間にそなへおく也
一天児数年をかさね仕立直す事も有へし口伝
一宮参りの事男子は三十一日め女子は三十二日めに参るへし父は
三十日過母は七十五日過て宮参り有へし古は五■【障ヵ】(イツヽノツミモノイ?)
といふて品有り今は供銭(サンセン) 供米(ウチマキ)【注】 饙(コワイヒ)酒なと也人によりい□【わカ】ゐの
品々可有事とそ
【注 供物供進の一方法。米をまき散らすこと。特に陰陽師の祓(はらい)、禊(みそぎ)、病気、出産、湯殿始(生後三日目の生児に湯を浴びせること)などの時、悪神を払うために米をまき散らすこと。またそのこめ。転じて神前に供える精米をいう。】
一宮参の時神楽湯(カグラユ)の花右の内の初つ穂(ホ)を奉るへし祝【一字抹消】の
規式は程により多少有へし此時の帰りに果報(クハホウ)いみ□□
旧老の方へ立寄り給ふへ【「へ」抹消】きなり
天児図 惣長一尺亦ハ一尺二寸
一寸九分程横木惣長一尺一寸
五分程
七分程
三分程
【図を挟んで左上部】
㒵ノ丸ミ一尺廻リ亦ハ
一尺一寸廻リ程ナルヘシ
【下部】
竹ニ本長サ七寸或ハ九寸
紙ニテ五寸程包