翻刻
【右丁】
#1
山躑躅(さんてきちよく)#2《割書:附|録》
やまつゝじ
あかつゝじ
#3
諸処(しよ〳〵)山中 自生(しせい)多(おほ)し高(たか)さ
二三尺より一丈に及(およふ)葉(は)は円(まる)
くして尖(とか)り花(はな)は淡紅(うすあか)なり
時珍説(しちんせつ)に紅者(こうなるもの)と云また
物理小識(ふつりせうし)に映山紅(ゑいさんこう)
《振り仮名:有_二紅白浅深_一|こうはくせんしんあり》皆(みな)単葉(たんやう)
紅者(こうなるもの)《振り仮名:取_レ汁|しるをとり》《振り仮名:可_レ染|そむへし》といふ
#4白花
【左丁】
一種 山りうきう
葉(は)はりうきうに
似(に)て花白色又 紫(むらさき)
白雑色(しろしほり)の物(もの)あり
【版心の中央】山りうきう