翻刻
【右丁】
一種 ざいきやう
花(はな)薄色(うすいろ)
細弁(さいへん)なり
#1
一種 しぼりりうきう
薄紅(うすこう)
【左丁】
一種 さつき 杜鵑花(とけんくは)《割書:遵生(しゆんせい)|八牋(はつさん)》 川鵑花(せんけんくは)《割書:同|上》
媈娟(こんけん)《割書:花暦(くはれき)|百詠(ひやくゑい)》
木(き)矮小(わいせう)にして盤(はん)の如(こと)く葉(は)小く厚(あつ)く五月 紅花(こうくは)あり又 雑色(しほり)の物(もの)もあり花暦百詠(くはれきひやくゑい)に媈娟(こんけん)《振り仮名:先_レ葉|はをさきにして》《振り仮名:後_レ花|はなをのちにす》
《振り仮名:紅_二 四月_一|しけつにあかし》と云又 致富全書(ちふせんしよ)#2に杜鵑(とけん)長(なかさ)《振り仮名:止_二尺許_一|しやく■【は】かりにとゝまる》#3《振り仮名:有_二大紅粉紅二色_一|たいこうふんこうにしよくあり》と云又 遵生八牋(しゆんせいはつさん)に杜鵑花(とけんくは)《振り仮名:有_二|しよく》
《振り仮名:蜀中_一者|ちうにあるもの》佳(よく)《振り仮名:謂_二之川鵑花_一|これをせんけんく■といふ》#4内(うち)十数層(しつすうさう)色(いろ)紅(あかく)甚(はなはたし)《振り仮名:出_二於四明_一者|しめいにいつるもの》花(はな)《振り仮名:可_二 二三層_一|にさんさうなるへし》色(いろ)淡(うすし)と云は八重(やゑ)のさつき也
【版心の中央】さつき