翻刻
【右丁】
一種
海州常山(かいしうしやうさん)
【左丁】
一種
土常山(としやうさん)#1
一名 三百頭牛薬(さんひやくとうきうやく)#2《割書:甘草|発明》
#3
きあまちや
単(ひとへ)にあまちやと云物は《振り仮名:救荒|きうく■う》#4
本草(ほんさう)の絞股藍(こうこらん)なり#5
諸国 深山(みやま)の崖(かけ)などに生(せう)す葉(は)はがくに似(に)て狭(せは)く六月花あり中に小碧花(ちいさきるりのはな)あつまり周(めくり)
に四五 弁(へら)の白花を開(ひら)き日(ひ)を経(へ)て紅色(こうしよく)を添(そへ)形(かたち)全(まつた)くかくに似(に)たり葉(は)の味(あしは)ひ甘(あま)し葉(は)
を採(とり)蒸(むし)て青汁(あをしる)を去(さり)飲(いん)とす四月 仏事(ふつし)に用(もち)ゆるあまちや是(これ)なり
【版心の中央】土常山#6