翻刻!地震・災害史料

コレクション: 岡山市立図書館

両備高水記 - 翻刻

両備高水記 - ページ 12

ページ: 12

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【右丁】 高水や是が天道のおかげかしらぬ札て 役々其/蔵(ぞう)にや水損なさる御無理なさると 天道様が又もしかりに大風ふかせ兎角 近頃両替せずと金を高ふに上さへすれば手柄の よふにどこの札場も言分せとんとおかみが大/鼓(こ)に 鑓(やり)で心つかずとどんつく計迚も遣らぬ悪 名が付ば元の通りに六拾目余り高取引させさへ せねば下の難儀にや成まへものを信て暮 【左丁】 すをまだ涕せんと薪(たきゞ)安せと川奥辺も三拾 八艘の船には積せ六拾余艘の船頭仲使奥の 騒動がおつけおこる訴(そ)人しもの跡から 咎め兎角役儀をしてさへ居ればとんな 悪事も皆は善と成/政(せい)/事(し)と言学は私はしらぬ 知らぬながらも咄しに聞ば上は下を救ふが 役に下はおかみへ忠義を尽せ上も上しやが下をも