翻刻
遠 江 同 丹 後 同 紀 伊 北東四分
志 摩 同 近 江 南西七分 播 磨 東小部
伊 賀 同 伊 勢 南 九 分 以上面積二千九百十方里
《ルビ:以上|いじやう》二十六ケ国に於いては《ルビ:家屋|かをく》の《ルビ:倒伏|たうふく》、《ルビ:墻壁|しやうへき》の《ルビ:破潰|はくわい》、《ルビ:堤防道路|ていばうだうろ》の破損、《ルビ:橋梁|けうりやう》の《ルビ:顛落|てんらく》、
井水の《ルビ:増減|ぞうげん》、《ルビ:池水|ちすゐ》の《ルビ:汚濁|をだく》等ありたり
強震の部
駿 河 東四分 因 幡 全国 紀 伊 西南六分
甲 斐 東六分 伯 耆 同 和 泉 西一分
信 濃 北東四分 美 作 同 播 磨 殆ど全国
越 中 東二分 備 前 同 丹 後 西二分
伊 豆 全国 備 中 同 土 佐 東二分
相 模 同 淡 路 同 上 野 南西七分
武 蔵 同 阿 波 同 越 後 南西二分
但 馬 同 讃 岐 同 以上面積三千三百九十方里
《ルビ:以上|いじやう》二十三ケ国に於ては《ルビ:屋壁|をくへき》に《ルビ:裂罅|れつか》を生じ《ルビ:振子時計|ふりことけい》の《ルビ:運転|うんてん》を止め往々物品の倒
伏、液体の溢出《ルビ:等|とう》ありて《ルビ:人々|ひと〳〵》《ルビ:戸外|こぐわい》に走り避る《ルビ:者|もの》ありたる《ルビ:所|ところ》なり
微弱震の部
安 房 同 出 雲 全国 九 州 全国
両 総 同 備 後 同 土 佐 西八部
常 陸 同 石 見 同 上 野 北東三分
下 野 同 安 芸 同 越 後 北東八分
磐 城 同 周 防 同 陸 前 南西四分
岩 代 同 長 門 同 羽 後 南小部
羽 前 同 伊 予 同 以上面積八千七百三十方里
《ルビ:以上|いじやう》二十九ケ《ルビ:国|こく》に《ルビ:於|おい》ては地震を感ぜしも其震動微弱なる《ルビ:所|ところ》とす
《ルビ:前|まへ》に《ルビ:列記|せつき》するが《ルビ:如|ごと》く《ルビ:今回|こんくわい》の地震は《ルビ:其震域|そのしんゐき》の《ルビ:広大|くわうたい》なると震動の《ルビ:強烈|きやうれつ》なるとは《ルビ:実|じつ》に《ルビ:未曾|みそう》