みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

箱根七湯 温泉圖會 全 - 翻刻

箱根七湯 温泉圖會 全 - ページ 17

ページ: 17

翻刻

  堂ヶ嶋之部(どうがしまのぶ)  塔之沢(とうのさわ)より一里半余    温泉功能  温(ぬる)湯|氣味(きみ)しほはゆし 一|積聚(しやくしゆ) 一|疼痛(とうつう) 一|脚氣(かつけ) 一|中風(ちうぶ) 一|血塊(けつくわい) 一|痔(ぢ)  一|頭痛(づつう) 一|疝気(せんき) 一|喘息(ぜんそく) 一めまひ 一うちみ一すぢけ一痛風(つうふう) 一白糸(しらいと)の瀧  堂ヶ島の谷(たに)川をへだて向(むかふ)の明神ヶ嶽(みやうしんがたけ)の半腹(はんふく)よりながれおつる事 凢弐丈|斗(ばか)り瀧巾(たきはゞ)ほそく至つてやはらかなる瀧遠(とほ)く望(のぞ)めば実(じつ)に 白き糸(いと)をさらすがごとく相州一ノ瀧ともいふべし又下より 六七尺ほどに雅(が)なる岩(いは)あり上より山にそひて流(なが)れおつる水 是にふれて脇へそびえ水先|白馬(はくば)の尾(お)を乱(みだ)すがごとし 一《割書:湯宿| 》奈良屋六郎兵衛 一《割書:同| 》江戸屋吉五郎 一《割書:同| 》丸屋孫兵衛 一《割書:同| 》大和屋太郎左衛門 一《割書:同| 》近江屋半兵衛    右惣内湯 《割書:并| 》瀧湯あり   底倉之部(そこくらのぶ)  宮(みや)の下(した)より此所迄三四丁つゞき   温泉功能《割書:温(ぬるき)湯にて氣味(きみ)しほはゆし|熱(あつ)湯もあり》 一|痔疾(ぢしつ) 一|痳病(りんびやう) 一|疝氣(せんき) 一|中風(ちうぶ)  一|帯下(こしげ) 一|打身(うちみ) 一|痰(たん)  一|頭痛(づつう) 一|痛風(つうふう) 一|消渇(せうかち) 一|寸白(すんばく) 一|血塊(けつくわい) 一|雲雀瀧(ひばりたき)といふゆ瀧(たき)あり諸病(しよびやう)によし 一|楊弓場(やうきうば)弐ヶ所|住吉(すみよし)屋|川越(かわごへ)屋といふ    〽住なれて見れは花ありほとゝきす 弄花   一《割書:湯宿| 》萬屋伊右衛門 一《割書:同| 》梅屋又左衛門 一《割書:同| 》葛屋平左衛門 一《割書:同| 》仙石屋条助     右は|内(うち)湯|外(ほか)|惣(そう)湯もあり   木賀之部(きがのぶ)  底倉(そこくら)より半屋程     温泉効能  氣味(きみ)しほはゆく少(すこ)し酸(す)みあり