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コレクション: STAGE1

信州大地震一件之冩 丁未弘化四年三月吉日 - 翻刻

信州大地震一件之冩 丁未弘化四年三月吉日 - ページ 40

ページ: 40

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|旅人(リヨジン)【左ルビ:タビヒト】半分ハ町の人乃よし承る右 不残焼失いたし宿も右之次第 故致方なく|其侭直(ソノマゝスグ)に|其所(ソノトコロ)を 出立して故郷《松本》へ帰り候所 松本も|大変(タイヘン)ゆへ江戸乃方えと心 ざし参り当所二|暫(シバラ)ク|足(アシ)を|止(トゞ)メ 申候と也田の|畔(クロ)二伏居候時二夜中 頃二何やらん伏たる上へざんぶりと 水ヲアブセシ故|頭(カシラ)をアゲテ|考(カンガ)へ見 候所|地(チ)の|大震(オゝフルイ)二て田の水拍子二て アブサリ申候 地震にて逃行候咄し五人|連(ツレ)にて |宿(ヤド)え泊(トマ)り夜食を給て湯二入夫ゟ |寝所(ネトコロ)え入休候所大勢の旅人|遅(ヲソ)ク 参り座敷無之由二而休候五人之 者ハ何卒うらの物置の側え 御引越御休下さるべし亭主達而 申候故無是非|裏(ウラ)の|物置(モノオキ)乃|角(スミ)の 方え|不肖(フセウ)〴〵に引越休最初之 座敷明ヶ渡し候所夜四ツ時頃 過にも相成|俄(二ハカ)に居所五六尺と