東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト8

女小学 - 翻刻

女小学 - ページ 10

ページ: 10

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【右丁】 【上段】 わざとおもへるはもつてのほかの あやまりをろかなる人はしもざま のわさとてしらぬを手からのやうに おもふなり日月(じつげつ)の国土(こくど)をてらした まふもきみのたみをおさめ給ふ もそのへだてなきとを見るべし しもざまなる手わざをせぬはふつ きのなすところなりしらぬは あほうのなすところなりよく〳〵 わきまへしるべきといへり 【下段】 契情(けいせい) こがる   ふ■【り?】 なを 夕(ゆふ)  くれ 身(み)はも うき舟(ふね)の さだめぬ浪(なみ)の  ちぎり   だに 尼(あま) 一すしに   五■ 障(さはり)   いとひ     しや 思(おも)ひ   すてゝも 道(みち)に   いるらむ 【左丁】 【上段】 婚礼(こんれい)之(の)図式(ずしき) 女(をんな)はおやの家(いへ)をいでゝ夫(おつと)の家(いへ)を我(わか)家とす るゆへ嫁(よめいり)といふ字(じ)は女へんに家とかくなり よめいりしては夫(おつと)の父母(ちゝはゝ)をわがおやとし 朝夕(あさゆふ)よくつかへてよめの道(みち)をつくすべし それ婚姻(こんいん)は 媒(なかだち)を以(もつ)て互(たがい)にむすぶこと なり媒(なかだち)なきは禽獣(とりけだもの)に同しされば媒 相(さう) 応(をふ)のゑんをとりむすび両家(りやうけ)にてかための さかづき事ありて扨(さて)日限(にちげん)を定(さた)め男(おとこ)の方(かた) よりしるしをおくる是(これ)を結納(たのみ)といへりこれも 分限(ぶんげん)相応(さうをう)あり五荷(ごか)五 種(しゆ)三荷三種 それより下(しも)さまは手樽(てだる)干(ひ)肴(さかな)でも済(すむ) 事なり五荷五種のときは斗樽(とだる)五 荷《割書:但し|十ヲ》肴(さかな)五種なりあるひは鯛(たい)こん ぶ するめ かつほぶし のし等(とう)なり是(これ) に絹布(けんふ)をそふるなり或(あるひ)は小袖(こそで)五重(かさね) 【下段】 結納(たのみ)之(の)図(づ)