翻刻
【右丁未翻刻】
【左丁】
【下段】
【右から】
未通女(をとめ)
そか
おもひ ちき
世より
■さしき
うづ垣の
山の
袖ふる
子が
をしめ
妾(てかけ)
うらみ わび
つゝ
乙女子(をとめこ)
の
あわせ
衣(ころも)の
かくれつま
うすき
ちぎりに
【上段】
▲男女(なんによ)にかぎらずげいといふことあり
態(わざ)といふことありもとはげいも態(わざ)わざ
も芸(げい)なれ共わかちていふときは上に
いふ所の琴(こと)しやみせんはげいなりたちぬひ
はわざなりたとへば雲(くも)のうへ人より下(した)は
しづのめにいたるまで女にそなへたる手わ
ざはたちぬひうみつむぎはたをりなど
いづれも衣服(いふく)の用なり飯をかしき汁(しる)
さいをりやうりするまでそれいんしよく
をおさむる用なり是(これ)をいやしき