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なへのつるながし
といへども
これをたゝば
はづれなん
かまのはだ
わるしと
いへどもこれを
こすらば
あなあき
なんもつ
てうまれ
たきりやう
ふきりやう
せひもなし
こゝに一つのなべ
ありあたらしき
よりかなけ
出ていかやうに
してもなをらず
ついにたなのすみに
すたりものとなりて
いけるがしやうとくこの
なべこゝろすぐならぬ
ものにてたな中をあばれ
あるきけんくわをこのみて
ついにわれなへとなりそのくせ
よくしんものにてとかくうぬが
なべえ入る事ばかり心がけ
くらしけるがやよひのころ
ぶら〳〵としな川のしほひへ
出かけはまへをうろ〳〵して
出のけはまへをうろしとして
たのしみいたかしに
はるかのおきにひかり
あるをみつけふしぎに
思ひよく〳〵みれば
もろこしふねとみへて
中にこがねのかま一つ
のりてゐたりけるが
しだひにくがの
かたへながれよれば
なべはやがて引上
なんでもよき
しろものなりと
心によろび
やうすをたづねる
〽もろこしの郭巨(くわくきよ)がほりし
こがねのかまは#1舟ゆさんに
出けるがなんぷうにあひて
たゞひとり日本品川の
おきへたゞよいきたりわれ
なべにあひてさいなんにあひ
しやうすをかたりなにとぞ
せわしてもろこしへ
かへしくれよとたのむ
はづるいとめに
〽こいつはきんねんのほり出して
なんでもよしはらへうつて
やつたゝほんのいりまめ
に
花た
〽おことばは
わかり
ませぬか
大かた
こくせん
やの
じやう
るりに
ある
せんだん
によのやう
な
御みの
うへで
ござり
ませう
しよし
われら
のみこみ
〳〵
こかねのかま曰
〽ちゝんぶい〳〵とう
にやん〳〵うんきん
だらりんかんきん
ちりんたんな
てんぷら
くいたひ
パア〳〵
評に曰
〽かまといへは
おとこで
ありそふな
ものだが
どふして
女だの
さくしや
〽ゴウ
〳〵
〳〵〳〵