みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

浅間大変略記 - 翻刻

浅間大変略記 - ページ 5

ページ: 5

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 児玉郡榛沢郡の内日中闇のことく昼に行燈を  とぼし往来の旅人提灯を持是浅間の煙り成るゆへ 一同六日朝関八州は不及申信州甲州加賀能登  越中越後出羽奥州迄白き毛降ル三寸五寸或ハ壱尺  余あるもあり昔シ慶安三寅年焼出しふりし事年代記見へたり 一七月別而鳴る事強く大地を動かし戸障子くら〳〵  となり兆民安き思ひを不成其日山ゟ直の方石止る  迄三度押出し鎌原村ニ而も先年の石止り迄なれハ   夫ゟ下へは押出すべくとは思ハず只火石降をいとひ  人々土蔵や岩穴或ハむろ|抔(なと)を心懸しとなり  同七日の晩暮方ゟ上州信州山々嶽々ゟ黒雲浅間山  え布をつるごとく光り物東西え飛人の形のことくなる者  草津しらね万座山えとびしる夥多見し人有り是  天狗の志にいか外道のなす業ならん迚神社ニて祭り  事ありしとなり