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コレクション: STAGE7

地震預防説 - 翻刻

地震預防説 - ページ 12

ページ: 12

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硫黄石脳油類の激薄するより発するに非ず水蒸気の張力或は水素瓦斯の爆炸或は其他の物類の作用よりして発するにも非れば此諸件を以て決して全地球の震盪を充分明暁すへからず此故に「チベルュス帝即位の十四年某日の夜中に発して亜細亜の大都府十三処を翻覆し其広袤大抵百里程に径(ワタ)れる大地震を以て夫々 ̄ノ地中の水蒸気の焚焼或は他物の爆炸より起原するものと 為すときは「ドクトル・ストュケレイ」氏の算に随ふに其広袤《割書:即百|里》の震盪を起す基原は地中の深 ̄サ七十里の処に在るへし之を以て推せは其爆炸の勢根脚の処にては五十里に散布しそれより上に向て七十里の間次第に円錐状に開き昇り遂に地面に至ては直径百里の広袤を震盪するなり此を以て観れば「ストュケレイ」氏が筆せし如く創めて火薬を製出せし昔時より今日に至まての料