翻刻
に曳きて越列幾的児気を「ゼネーへ」【以下「・・・・・に入る」まで割書】地志を案るに赫爾勿萋亜(ヘルヘシア)の仏蘭西に界せる地に在る湖水の名、此湖水より「ローネ」河起りて地中海に入る の湖中より海に引導すへきことを考定すなをこれより遠く引導する試験も多かりけれども亦遂に其力の耗失せるを見る事なし此故に越列幾的児気地内に於て此処より彼処に激発すれは総て其気の通及すべき全地は必す一同瞬間に感激し而して其各処に震激する勢は其別なる越列
幾的児力たりと論議する事を須 ̄チひさるなり越列幾的児気の迅速なる勢は大抵一|秒(セコンド)時毎に五里若くは其余にも達すへし此故に譬へは欧羅巴全州を一震する勢に就て云はゝ本大州の中央より発する地震は此州の広袤を竟(ワタ)るに必す四面五百里に激射すへし是を以て欧羅巴全州の人一震激を覚るは百秒時を須 ̄ッへきなり故に此震盪は本来此より彼に進行する者なれとも其勢