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コレクション: STAGE7

地震預防説 - 翻刻

地震預防説 - ページ 21

ページ: 21

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頃に在て若し窮理学家卒はかに我れ雷を駆使し 自由に導きて其欲する所の地に降ろしめ 及び能く其道路を教え彼れを制して必ず指 示したる方向に随はしむべしと云ふて其 説を主張せば当世の人皆挙て大に此議を 《ルビ:非-駁|ウツ》するなるへし然るに其後遂に其説の 果して正説たること昭然白日の如くなる を知り官々俗々共に概して皆避雷線の至当の 理に信服し竟に其法に据て其器を製し設 るに至れりと云へりこゝを以て推せば此 の如き地震を預防する法術も亦発明すべ きにあらすや抑も雷の越列幾的児気に係る ことは銅鉄を以て引導すべきを其証とす 蓋し其引導線は凡そ其意の欲する所に随て 雷を地球及び空中に引致すべし今地震の 発するも固より是れと同一なる越列幾的児 気に係れるものなれば其恐るへき見象を 防て同一なる器械《割書:案るに銅|鉄を云》を用ることよ