翻刻
りして他の理あらんや是を以て大学師「ベ
ルトロン」氏は実に初めて其設施を此目的
に達せんと思を凝せり「ベルトロン」氏夫の
地下に重積鬱伏して地気と大気の比準(かねあひ)を
缺ける越列幾的児気をして漏去らしめん
が為に銅鉄の柱杖を務て深く地中に刺し入
ことを定む其柱杖の両端〔一は地中に入一
は地表に出〕は種々の末梢に分かれ其毎梢
悉 ̄々く尖つて甚 ̄タ鋭利ならんことを欲す其地
銅鉄末梢 仝柱杖 鉛管
【図】
穴中土片 仝 仝 仝 仝
下の毎梢より地内の越列幾的児を引き導
き引導柱に伝へて地上の濛気中に送り遂
にこれを毎梢の尖端より漏謝せしめて此