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地球上(ちきうじやう)諸帯(しょたい)雪線(せつせん)高低(こうてい)不等(ふとう)之(の)図(づ)【横組文、下から上へ読む】
【図縦軸下から】
五千尺 一万尺 万五千尺 二万尺 二万五千尺
【図横軸右から】
北緯 南緯 海水の平面
【図中文字上部右から】 北極線 夏至線 赤道 冬至線 南極線
【図中文字中部右から】
北極 エウロプ【ロとプの間に縦線】 アシア アメリカ 南極 【右ページ図中文字ここまで】
【左ページ】
雪線(せつせん)は各(かく)緯度(ゐど)に随(したが)ひて異同(ゐどう)あるのみならず、同(どう)
緯度(いど)に在ても猶(なほ)各(おの〳〵)高低(こうてい)等(ひと)しからざる事あるは
上(かみ)の図(づ)に示(しめ)すが如し、しかれども其|大概(たいがい)を論(ろん)ず
れば、海水(かいすい)の平面上(へいめんしやう)雪線(せつせん)の高度(こうど)は、愈(いよ〳〵)極(きょく)に近(ちか)けれ
ば愈(いよ〳〵)減(げん)ずるものと為(な)す、○二至(にし)線内(せんたい)雪線(せつせん)は、海中(かいちゆう)
一万千尺より二万尺に至(いた)る、此(この)線極(せんきょく)に向(むか)ひ漸(やうや)く
低(ひき)く、緯度(ゐど)八十度に至(いた)れば、全(まつた)く海面(かいめん)に下(くだ)る事(こと)を
知(し)るべし、また雪線(せつせん)は赤道(せきどう)より十|度(ど)以上、二十度
の距離(きより)に在て、其|高度(こうど)かへつて赤道(せきどう)にあるより