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コレクション: STAGE1

安政乙卯江戸大地震筆記 安政丙辰八月大阪大雷雨之記追加 安政三辰年七月松前辺大地震并八月大風雨記録 - 翻刻

安政乙卯江戸大地震筆記 安政丙辰八月大阪大雷雨之記追加 安政三辰年七月松前辺大地震并八月大風雨記録 - ページ 38

ページ: 38

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 安政見聞録三冊東都服部徳編輯とあり安政見聞誌三冊姓氏不詳安政  丙申上梓何レも彩色入の画入本也見聞録に安政 東都大地震の時の市中の  雑談ヲ出し見聞誌にハ震災後東都市中潰家破損其外其時之模様標目  を分て委く記セり其中一二抄たる事左之如し 見聞録 一這回地震の時地下より火気を発ス余か友下谷池の端ニ居れりすハ地震よといふほとに急き外  の方へ立出様に亥子の方にあたり大に光を発すたゝ電の如くならすその幅何十丈とも量りかたき  か一面に火気なく須臾に消る是地中の火気発したる光ならんと云他所にて光りの眼に遮  りしといふ人あれと家籠ミ又ハ樹木なと茂りたる地にてハ明かに見えす殊ニ彼大震に  て恐懼の折なれハ大かたハこの光を知らぬなるへし池の端の如きハ西北広くして遥に東叡  山の森あるのミ因て時々に見るか但この時漁猟に出て品川沖にありし人の話に江都  の方にあたり電のことく三四箇所見えケれと尋常の稲妻也と思ひ做してありケるか  後に聞は地震なりかの電の見えたるハ地中の火気発したるにや是をもて見る時ハ世俗にいふ