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を以て。其外にて。其外にて。其上にて。其上に
もたどり来る。かごかくおのこも弥助も母庵もあとたども来れらんかけだに見
えず。満丸山といふに到るな山につゞきたる山にて萬業にも見えしとぞ。
此山邊にうども変家あり。若木氏の絞つけたる提燈をひさしめもとにあらうつなど
て吉到をせつ。到れば賜喜太郎小父の左官助次郎出て材木のとものして介参もち
たる無八二たり春わびて帰りもやせんと辞要せし處におなりしかばいとよろと
びによろくびて持来りし酒を開き行将をときて旅客の字をなぐさむ、梅尾侯鉄職財
追ひ求これよりかごに善太郎をのせさ給へやる。若八助次郎に導をなさしめ成の
午過る総相生の町に入る。この入らんとする手市に川ある浅瀬川といふべきを捨
堀の渡しといふ、二ツ堀城井野小屋原市本等凡一里過料生の町に入。岩本喜兵衛
は我剤家なれば主とせんとて先へ転の無次郎年十二我が君にのらしめて奈同せ
しかばやがて街の中程迄とのはことゝもに再び出て懇にもてなす。その事は親婦
にて侍ればよろこびかぎらなし。この到木氏はこの地の農夫なれど手ば手ば病ひ
て世を述るまゝ致しからずどもの多く候ひて何くねの事とゝろのまゝなれば我
たびこゝろも安し。
て。ことなるべし。其上にて。ことく
十一
家に到りし時は交通すぐる落浮などして酒堅物ふたつ朝のやきものすゝる其外
祈多くさ〳〵のものいたしもてなす。非久井松宅といへる商人が妻は慈性武后
衛門が娘にて今は天におくれいとはかなき事たるべし、就いたりしをよろこび此
夜許りいたり四方山のものがたもに時替りて鶏鳴におよぶ。
十三日消十三日晴
この日はもていたりし土産を出し。若事が母の住度に持出てをこるゝと分けくば
るこの母みばからつくさ風呂等無の類とかのひ泣て待人、四方山のはなしに日痘
る。
左官助次郎酒を持ち来この警固若本に仕へしものにて今かく山入する凄希はも
よ
お破酒一斤構へ来るこれはむかしの名はまつといひ。神発生内どのに伴へて子を
相しれば、岩本にても常にくゝる多くせしかばかくは恙なるなり。その女は消毒
の人にて還雄なりけるが不幸にて此地にたゞよひあすべるなり、右たち翁くりて
なりわひとす。
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九三
一月十一日にて。其外にて。其余人の人の事を以て。其/
一月十一月十一月十日にて。