地誌・紀行・寺社縁起

コレクション: 渡辺崋山

崋山全集. 第2巻 - 翻刻

崋山全集. 第2巻 - ページ 66

ページ: 66

翻刻

を以て、其外にて、其後にして、其後にして、其後にて、其後に 一〇一〇 いふ。性俠を好人をあはれむ其遠海流常の香男女をかぎらずあつまりて善兵衛 これがために案其首許酒絶表を與すといふなるべし。、此後奈をまねき小隅す曰 挙するとこる右のごとし。我者壱人余心おこしばなしを業とせるもの一人角力が力察 人言薄者一人能憐て外に記し業をなざしむるもの、料理学校よりしてくさ〴〵 の著せるもの数をしらず。自二至を把へ其中に依念す、女弐人一はまづしきものゝ 楽子なるもいろいて子とす。一は無子先薬の下なりけるが此島民庶鬱なるをも て去る。後雪人これも又是を引来たりしを以て去る者一は深川埋舟といふ途の途の玆 名をざんといふ、一は粋幸なるよし弟子二人、僕婢武等は海道造越出流寺丁等此家 をさし至る誠に一郷第一の供等といふべし。此夜全に接するもの相雨粟田直蔵と いふ昼を空地にまなび人物を能す、又斎を武術に乞ふ、此時の組頭をつとむ。惟温泉 好人物なり嗚呼爾後俸非病功等を天旦等に学び獄翁を做す之は此部の豪諸従術 好人物なり 與印 清左衛門の弟にて今分家上主殿といふ。吾を好維第をも手直す性情胸に一物なし。 十八日 今日は下野の根本山へ参らんと何より行ば済病家をも用塞せしが語ふりて止む。 にそのことなりけるになして。ことにして。ことなり。 松本山下野の罅にありて足日光に沸騰ス十人云之に甚兵衛天神おはしまし火降 稽睡騒きはめて神なり、痘後傍門料の地にあり。会料街決大火の時其海甚あざふし、一 邸の士身を極め火を救ふ其の中に一止人鼻状なるありて再発道吏兆を始の如く防 火をなれば心かなる人やと同どもよりあひて火生の後姓名をくひしに然は根本に ある鬼兵衛といふものなりとて登見えずなりしとぞ。国蔵藩政権有の事にしろしろし 去年石祠を營みびさめられしとぞ。これより後はいやとしに人々祈り奉りて講 中とやらん組遊ふて安全を惜る今山中に市をなして根本へ登るかぎるはいづれ の地にても師幸をかし出す。そのかさらしなふ事なくていつか是々の家に序あり て帰るといふ。別当は大正院といふ。 主上甚左衛門来る所疫の書を持来しによきものなしたゝ事幾歳被成當別の者あり るのみ。たゞ建凉位の書世老多し、くは甚左衛門の文言主行といへは敵をこのみのみ 泣停もこゝろやすきをもて、その家には数々往来し幾夜病せしかは壮徒の件より 書捨しものさわなり。即二紙を乞ふ。 浅然海母のためだ小隣に貴し。夜往来路動論途辺致就荒井支師といふ商人参護これ 発汗眩行 一〇五 □ にりて。そのからするにて。その いたしとものからざるにならんともの