地誌・紀行・寺社縁起

コレクション: 渡辺崋山

崋山全集. 第2巻 - 翻刻

崋山全集. 第2巻 - ページ 87

ページ: 87

翻刻

そヶ所にて。これば。ことを見る時て。其外にて。 一日本朝臣の御座の事を以て。其外にて、其外にて。其後にて。其外にて。其外にて。其外にて、二十一 ̄、る 一四六 はなしかけて麦蒔に行そ世は豊 晩来旭陽堂と号萬屋莫七経師行燈たばこをなりわひとす 大海や何所まで秋のとゝく音 免来草 九月二十一日 祖母君母君の御側に付ると思ふに。耳なれぬ鳥共の囀るあり、一障子隔てゝ手など 相くこはいかにと目ざむれば等にかるちらしためる故敵の中に枕高彩たる。は しための雨戸あくれば、日高みえかろよふはれねたりてさのふるせし日々異ゆる。 やがて立出づれば炎元といふ所にまづ様あり、然とりて得す。もいふはあつから ず恩田茶屋にいかふ、柿栗売。銭四十文、 上下地行漸お汗阻といえるに到る。たぼこ這慮にやすらふ。あるにはきくの非 生けて暫ありともしらで言も衰へす、此度云こは末白皇主人のいひおこせたる 俳諧好める人にやと聞えばいかにもといふ。されば我等は都よら来れる人なり、 癬はいかいには心ありと語れど、主人類ものをまいはで、面裂しも、この枝がの枝折 撓めてやかありて抑おにり、出現の御名は何と申やといふ。師渡疫変と申もの也 ありて。あれば。そのかにして といふ。はいかいにはかによび坐みといへやはなも空とことふ。いまだ其後其御看 をも聞き侍らざれども、自掌へも御入候やといふ、一と年に一二度はと云へばざ あられんたれにか御学び候といふ。誰にも孕不浄然より舌をなすなりといふ。 あるに解をけし常ならぬ何人かなと思ひけるにや其氣なき所にて傍症に轉ひて、コト て先生人をあざむくものかな、まづおくの方に入玉えひとへの急歴に候得ばぶか はへて諷ふべき所もなしとて酒を買ひ者をもふけ毒要毒を出す、此えはきよか らずして味わろし歩徹を乞ふ。いとよし。、釜太郎といふ賤も来りてはしゐして いやみなす。みれば薬種とて此地乗よりは大きやかなる家も此夜疫を極ん とする。先をいはげばかけひかず、書毒を求む。稲庵ともども疑乱をかきて與ふ。 黴神とめてかへぎねをふもきりていで行く。釈然をがて二く左の位を斯りたる やうに無つゝみて別れに避らんといふ、くはめづらしき竹にやとれは哀な も。まことに興さめて誹ぜんとせしが、いと染村に策をなせば、すがにかへしが たくして。此銭もて酒と肴とを買ひ出で行、 地小卓多士も又薬発を専にす茲の本と云ふは奥州より刻を任と存す、同回来 一四七 発行全 れは。これば。其外にて。其外にて。其身をして。其上に