翻刻
山の上にまたやまをかさねあけた□【らヵ】む#1心地そする
猶ふもとの塵ひちてわかちて他山の石の砥とも
なさはかくれたる玉もあらはれなんかと見るまゝに
かいつけて竹橋餘筆とはいへるなるへし
寛政庚申のとし閏四月五日のあした
杏花園
竹橋余筆巻一
イ【以下、条目を示す「一」の上にある通し番号としての片仮名はすべて朱書】一 上野砥一件
ロ一 武州利根川通渡し場一件
ハ一 小金附芝 ニ一 水口御殿江州
ホ一 元禄十六年たはこ作り之義に付板倉周防守知行所書付
ヘ一 水口籠屋
ト一 松月院御朱印写二通 チ一武州多摩郡阿弥陀堂領
リ一 徳川郷永徳寺御朱印写ヌ一濃州笠毛村円性寺事
ル一 寛文元年御膳御肴青物渡幷代付帳《割書:水戸中納言殿|逝去之事》