みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

安政二卯年 江戸大地震并出火附 - 翻刻

安政二卯年 江戸大地震并出火附 - ページ 4

ページ: 4

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《箱:つゞき》のこるかたなき地 しんのさは ぎをひもわかきも たゝいちどうに火事よ 地しんといふ間も あらで天地しんどう かぜなまぐさくすなを ふきあげ|小石(こいし)をふらし|神社仏閣(しんしやふつかく) |堂宮(とうみや)がらんのきをならべしその |家蔵(いへくら)はこなのことくに|皆飛(みなとひ)ちり てくづれかさなる|音(おと)すさましく右よ |左(ひだ)りとにげゆく人はおやをうし ないつま子にわかれさきのゆく ゑもあらなさけなやはりに うたれてかしらをくだきかべに うづまれ|身骨(みほね)を|折(を)られ まなことびだし血へどをはいて 死ぬる今わの身はほとゝぎす こゑもかれ野になく|虫(むし)よりも ほそき|命(いのち)やあき日の|霜(しも)と きへてゆく身のかなしさこはさや かれくづるゝその町かずをこゝに《箱:つきへ》