翻刻
みなわり下水
のきをそろへて
|立川(たてかは)ならぬかゝるなん
ぎに相生町
やうきめみど
り町わがはな町も
いしですりむきまめ?
まんぞくな二つある目
を一ツ目ばしとなるは
みらひのつみ|深(ふか)川に
上を森(もり)下|鳥(とり)ばし
かけてゆけど
くづれが大しま
町よあとは|野(の)と
なれ山の手へんは
|根(ね)づに|谷中(やなか)の
この|大地(おほち)しんはりや
|天上(てんしやう)うへからおちた
うしにひかるゝ|善光(ぜんくわう)
寺坂(しさか)ころげだしたる
身(み)は|団子坂(たんこさか)一家(いつけ)
しんるいゆりつぶされて《箱:つきへ》