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コレクション: STAGE1

訓蒙 天然地理學 中 - 翻刻

訓蒙 天然地理學 中 - ページ 24

ページ: 24

翻刻

流して、甲(かう)は此島(このしま)を廻(めぐ)つて、曲流(きょくりう)し、モザンビク海(かい) 峡(けう)を貫通(くわんつう)し、再(ふたゝ)び乙と合併(がつへい)して、喜望峰(きぼうほう)に沿(そ)ふて 流れ、是より南方(なんばう)大西洋(だいせいやう)〻(〳〵)流(りう)の名(な)を受(う)けてアフ リカの西浜(せいひん)に傍(そ)ふて走(はし)り、終(つい)に大西洋(だいせいやう)赤道(せきどう)洋流(やうりう) と合併(がつへい)す、大西洋(たいせいやう)赤道(せきどう)洋流(やうりう)は、ゴイ子ヤ湾(わん)より西(せい) 方(はう)に奔(はし)り、アメリカの対岸(たいかん)に至(いた)り、シントロクー に近(ちか)く二条(にでう)となり、甲(かう)はブラジルの海浜(かいひん)に傍(そ)ひ て南(みなみ)に進(すゝ)み、また西(にし)に折(を)れてレプラタの河口(かこう)に 至(いた)る、これをブラジルの洋流(やうりう)といふ、これより南(なん) 方(はう)大西洋(だいせいやう)を巡(めぐ)つて、アフリカの南岸(なんがん)に近(ちか)づきて、 上に説(とけ)るが如く、西方(せいはう)に向(むか)ひて奔(はし)る所(ところ)の喜望峰(きぼうほう) 洋流(やうりう)に傍(そひ)て東(ひがし)に去(さ)り、インデア洋に入(い)る之を南(なん) 方(はう)連合(れんがう)洋流(やうりう)と云ふ、其|乙(おつ)はシントロークーの海(かい) 岬(こう)より進(すゝ)みて、ブラジル、ゴイ子ヤの海浜(かいひん)に傍(そひ)て 走り、カルベーン海(かい)を貫通(くわんつう)し、それよりヨカタン の海峡を過て、メキシコの湾(わん)に入(い)り、此湾(このわん)の周辺(しうへん) を繞つて、フロリダの海峡(かいけう)を貫通して、湾を出(い)づ、 これをメキヂコの湾流(わんりう)と云ふ、此流(このながれ)北(きた)に走(はし)るに