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コレクション: STAGE1

量地指南 巻之三(内題) - 翻刻

量地指南 巻之三(内題) - ページ 25

ページ: 25

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《箱:両山同知方》(りやうさんどうちはう)   此術は。此方(こなた)の山上に処(しよ)して。彼山心直立(むかふやまのなか?)の高程(たかさ)と。此山心(てまへのなか?)   直立(つつたち)の高程(たかさ)と。一同(いちだう)に量(はかり)知(しる)に用ゆ。すべて彼此(むかふてまへ)の高下(かうげ)を   一術(いちじゆつ)に量(はか)る法(ほふ)なり《割書:此術もまた。遠近術を両度勤めて。山頂山麓の|空径をまづ量り。次に其座にて高深術を勤め。》   《割書:前中後三術をもて。|全く量知る法なり》 術云《割書:下に図する|所をもて云》まづ本座より《箱:初》目的(めあて)上(あがり)の遠近術(えんきんじゆつ)を勤(つと)めて。 彼山頂(むかふやまのいだゝき)まで空径(くうけい)の町数(てうすう)を量(はか)るに八町あり。《割書:其作法委く別巻に|記す。故に爰に不_レ載》 《箱:中》また其座より目的(めあて)下(さがり)の遠近術を勤めて。此山麓(てまへやまのふもと)まで空径(くうけい) の町数を量るに五町有り。《割書:其作法委く別巻に|記す。故に爰に不_レ載》此両(このりやう)空径(くうけい)の町数を もて本術(ほんじゆつ)の種(たね)とす。《割書:右にいふ所は。両空径の町数を量得るまでの法にして。|別用なし。故に八町と五町を得てのちは。此盤をは不_レ用》 《箱:後》扨(さて)高深術(かうしんじゆつ)作法(さほふ)の如く㊀本座に《割書:此本座は前術を|勤たる座を用ゆ》盤(ばん)を直立(ちよくりう)に居(すへ)。 《割書:盤北を上とし盤南を下として|居る事。往々前にいふがごとし》定規に針を刺(さし)。盤東より盤乾を会(つじ)に して《割書:かならず盤乾を会に|せざるも深害あらず》上斜(じやうしや)に山頂(さんてう)《割書:山頂にてまた|小目的有べし》を見込。定規に 随がひて墨を引。㊁次に其墨の盤東の端(はし)を要にして下斜(げしや)に 山麓(さんろく)《割書:山麓にてまた|小目的有べし》を見込。定規に随ひて墨を引《箱:界》扨|剸盤法(せんはんほふ)を もて。新(あらた)に分|間(けん)の矩(かね)《割書:此矩は。まづ渾発の口を開き。一町の矩と名けて。何れの|縮口にも拘はらず。盤面の墨の長短に随ひ。新に分間を》 《割書:ほどよく制す。委しくは|図によつて。考合すべし》を設(もう)け。其矩にて。山頂の見込の墨を目的(めあて)上(あかり) の術にて量置(はかりをき)たる。山頂の空径八町|量取(はかりとり)。《割書:山頂へ見込の墨を。此より|彼へ八町量取なり。然して》 《割書:其残余をば|剸捨て不_レ用》又山麓の見込の墨を目的(めあて)下(さかり)の術にて量置(はかりをき)たる。山麓(さんろく) の空径(くうけい)五町|量取(はかりとり)。《割書:山麓へ見込の墨を。上より下へ五町量取|なり。然して其残余をは。剸捨て不_レ用》其八町の留(とまり) より五町の留(とまり)へ斜(なゝめ)に界(けい)を引。又八町の留(とまり)より五町の留(とまり)の正横(まよこ) まて正竪(またて)に界(けい)を引。又五町の留(とまり)の正横(まよこ)より右は盤東の端(はし)左は 八町の留(とまり)の正下(ました)まて界(けい)を引(ひき)。然(しかう)して盤面(はんめん)大|成(せい)す 今現るゝ所の。上斜の界は彼山登斜(むかふやまののぼり)の縮(しう)なり。正竪の界は彼(むかふ)山