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コレクション: 地誌・郷土資料

四神社閣記 - 翻刻

四神社閣記 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

○木売西光院 葛飾郡二合半領木売村【埼玉県吉川市】に在真言宗 【ここより後ろOCRのまま】 也相伝ふ往古は親鸞上人の弟子西光坊浄谷住 し下高宗なり上人の形見として直作の寿像を 附属せり丈凡三尺斗坐像にして合掌せる像也 一西光坊以来血脈相続して数千代安置し来るに 文禄の比より慶長年間に至り二十年か程関東 戦国となり乱妨度々に及ひ放火等の災あれは 伝来の宝物仏具等も土中にかくし住職も絶積り御 子孫世をまふし給ひしかは後真言宗増米興 の し西光院と改夢万治年中の頃かとよ此院の 境内本堂の前よな〳〵土中より光を放ちく〳〵 と云を持上る事しきりなり寺僧及ひ村人甚た 怪之土を堀穿ち見るに僧形の木像を得たり されともつき風悉く離れ腐損破壊する処ありて 何人の木像なる事をしらすしかれとも放光の奇瑞 ありて掘出せしかは尋常の像にあらしと蔵し置ぬ しかるに元禄年間本法寺通遷院裏の下総 の国中戸長敷幸台様請の序西元院へ立より 一