みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE9

鎌先温泉由來記 - 翻刻

鎌先温泉由來記 - ページ 21

ページ: 21

翻刻

              伊達吉村  な 山家春 なほさりの人めも見えぬ山里に      たかため春の花はさくらん   む             熊谷喜之助直中 山家夏 むすふねに暑さ忘れて谷の戸に      夏をもほかにすめるまし水  や             笹岡連之助次雄 山家秋 やま高く尾上ははるゝ朝きりに      なほ夜をのこす谷の下庵  く             但木源左エ門行直 山家冬 くも寒き峯のあらしは時雨来て      ゆめも残らぬ深山辺の奥  し             朽木久四郎重時 山家暁 しばの戸に聞くなれてしも暁の      松ふく風に音ぞさびしき  る             黒沢要人重栄 山家朝 るいもあらは語り合□ん山?里の      朝けのけむりこゝろほそさを  り             岡本彦十郎為成