翻刻
ヨトいひしはありがたき語(ご)なりト云々と
かくけいせいはあどけなきをしやうび
すべし
○やすひ手《割書:客は山の手の通女郎は小|見世の座敷持尤馴染》
「客里風 二十二三さかやきびらうどのやうにはやしひた
いくわのやうにぬきあげいろきみのわるひほど白く
まゆ毛ほそく髪もとゆひをたんとまいた本田うは着
じやう召ちりめんのあいびろうどにうらゑり袖口こび茶
さや帯もへき七子床のうちにあげあぐらでみせ三
味せんを持何かひいてゐる所へふりそでしんぞう
「黒衣 しつたかしりイせん《割書:とあはたゞしくらうか|をかけて来りしやう》
《割書:をさつとあけてはいりうち|からおさへてわらつてゐる》「里風 びつくりした「黒衣 か
たかつてつかはしたらおつかけんすはな「里
だれだ