翻刻
《割書：六月》
任幸便ニ一筆啓上仕候時分柄ノ向寒節ニ
相成候処弥御家内中様益御機嫌克【吉ヵ】
御暮シ之由珍重候義奉存候然者私家内□
不残罷在乍憚左様ニ思召被下候此度
御公儀様ゟ御用被仰付候一同ニ而参り
相州小田原宿江浦村迄当月四日立ニ仕候此段
儀介殿へ由□殿へ□殿候御親類中《割書：江》宜敷御頼
み申候先者用事□御座候早々
恐惶謹言
同苗 平八
北原伝之丞様
コレクション: 北原平蔵家資料 (1)