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コレクション: STAGE9

[時計に関する冊子] - 翻刻

[時計に関する冊子] - ページ 10

ページ: 10

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今日の義務(さうせねばならぬつとめ)といふものである事なり 時計の事に就(つい)て別におしへといふもの は外になきゆえに時計屋(とけいや)が必らす こゝろえて居(ゐ)なけれはならぬ時計|製(せい) 造(ざう)の手術(しゆじゆつ)にわたれる其|学問(がくもん)を以て 人〻におしゆる外はなき事なり及ひ すなはち時計の甲乙(かふをつ)を見わくるに つけて正(たゝ)しき考(かんか)へをたやすく得(え)さ せんか為(ため)に而(しか)して時計といえるものは ひとつ〴〵に種類(しゆるい)が分裂(ぶんれつ)【左ルビ:ワカレル】してみな〳〵 製造(せいさう)の趣(おもむ)きを異(こと)にする及ひ時計を 見る事の極鍛錬(ごくたんれん)なる人に対(たい)して多くら べみれは丁度(ちやうど)眼(め)かひとつ外なきもの ほどに違(ちが)ひたる不鍛錬(ふたんれん)なる人は時計 の製造(せいさう)してある中に瑕(きづ)などがかくして ありてもそれを見顕(みあらは?)し出すちからが なきゆえ左様(さやう)なる時計|不案内(ふあんない)なる 人に対(たい)して時計|器械(きかい)の組立(くみたて)を為る手 術(じゆつ)の学問(かくもん)を以てみちびかなけれは ならぬ