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コレクション: STAGE9

[時計に関する冊子] - 翻刻

[時計に関する冊子] - ページ 12

ページ: 12

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もし人か時計の器械を一部分(いちふゝん)ツヽばら ばらに解(とき)ほぐす時には委|曲(きよく)に精〻(せい〴〵) こゝろを用(もち)ゐて前よりなほ堅固(けんこ)に 器械の順序(しだい)をたがえず組合(くみあは)すべし および種〻(しゆ〴〵)の運動器械(うんたうきかい)のはこひが 少しも変化(へんくわ)せぬにもせよ前(まへ)よりも聢(しか) と心を用ひて正(たゝ)しく組立(くみたて)すべし さやうに細密(さいみつ)に運動(うんたう)するやうに出来(てき)て 居(ゐ)る時計がわづか些細(さゝい)なる入費(にふひ)をも ちて無難(ぶなん)に正しく幾年間(いくねんかん)も運動(うんたう)の 連続(れんぞく)をたもたねはならぬものなりし かしながら時計をたび〳〵|掃除(さうじ)せしめ 而(しか)して油(あぶら)をかえさせなどする事を 注意(ちうい)すべし あしき時計は種〻(しゆ〳〵)なる部分(ふゝん)を気(き)を つけずに組立(くみたて)たるものにて且またその 部分の一種(いつしゆ)ツヽの器械といふものは上等(じやうとう) の品(しな)をもつて組立(くみたて)てはあらずそれは 製造(せいさう)なすの時にこれは暫時(ざんじ)のあいだ 運動(うんたう)せしむれはよしといふて製造人(せいざうにん)が