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コレクション: STAGE9

[時計に関する冊子] - 翻刻

[時計に関する冊子] - ページ 29

ページ: 29

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估売(こばい)せん事|果(はた)して疑(うたが)ひなるべし 時計を撰用(せんよう)するにはなるべくは小(ちいさ)なる 時計よりも大きなる時計を用ゆべし 及ひ女時計よりもなるべきたけ男(おとこ)時計(とけい) を用ゆべし 小(ちいさ)なる時計か尤|見事(みこと)なれどもしかも大 きなる時計よりも止(とま)る事|多(おゝ)しそれは 時計がちいさきゆえ器械の車(くるま)の輪(わ)が 場(ば)を多(おゝ)くとる及びすべての器械のくみ たてがよく出来て居る 小(ちい)さくも大きくもなきちやうど中づみ の加減(かけん)のよき時計を持(も)つ事を知(しる)べし 及ひはなはだ小(ちい)さくあるひは家(いへ)の内(うち)に 置(おけ)るかけ時計に類(るい)するやうなる時計 をえらみ度(ど)に遁(すき)たる時計を用ゆべか らすなるべきたけ懐中(くわいちう)して保(たも)つにほど のよろしき時計を撰用(せんよう)すべし 十六形の大きさを一ばんちいさき時計と 定(さだ)め十八形の大きさを銀時計(ぎんとけい)の尤(もつとも)大(おゝい)なる 分と定む其内にて買(かは)るゝ人の撰挙(せんきよ)は