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ものゝ類(たぐひ)におゐては此の下條(しもくだり)にさし
示(しめ)したる処の証(しやう)となすべきしるしの
ひとつを見(み)る時(とき)は買(か)ひとるべき品
がらに於て真(まこと)に確乎(しつかり)として安心(あんしん)なる
目途(もくと)【左ルビ:アテ】てあるなり
○ 瑞西国の都会(とくわゐ)なる「ゼネーブ」に於て
Gかくの如くなる壹(ひと)つの文字の極印(こくいん)
を押(お)したるは十八カラなる処の金(きん)の
品位(くらゐ)であるなり及び時計(とけい)の蓋(ふた)など
の内(うち)に押したる18K【横書き】十八カラなる数字(かずじ)
に付ては買(かひ)ぬしの金性(きんしやう)の品位(くらゐ)の等(し)
級(な)を明細(あきらか)に知り得(う)べきこと甚(はな)はだ
むづかしきものなりいかんとなれは此(この)
数字(かずじ)は職人あるひはまた製造人(こしらへにん)が
自分手(じぶんで)に是を押(お)すゆえなりもし
飾(かざ)り細工(さいく)ものなどを輸出(ゆしゆつ)なしたる
本国(ほんこく)の証(しやう)拠(こ)なる所の極印(こくいん)あるひはまた
受合(うけあい)官舎(いへ)のしるしがなき時(とき)には売(うり)
主(ぬし)よりして慥(たし)かなるうけ合の証書(しやうしよ)を
うけ取おき申すべき事|肝要(かんよう)なる心