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コレクション: STAGE9

[時計に関する冊子] - 翻刻

[時計に関する冊子] - ページ 46

ページ: 46

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 の買人(かひて)にあゐて確(しか)とよく注意(ちうい)なすべ  き事を要(かなめと)すこの下等なる金位(きんのくらゐ)に付  ては其|金色(きんいろ)は誠(まこと)にいさゝかの相違(ちかひ)に  して飾(かざ)り細工(さいく)もの等に於てしば〳〵  ⒙此(この)十八なる数字(かずじ)をしるして舶来(はくらい)輸入(ゆにふ)  する事はすなはち売捌(うりさばき)かたを手(て)がるに  容易(たやす)くせんが為(ため)なり ○上等(しやうとう)なる品位(くらゐ)の金を用ひて製造(こしらへ)なし  たる時計(とけい)におゐて是(これ)をひきくらへて  見(み)る時(とき)には果(はた)して下|廉(れん)【左ルビ:ヤスキ】なる価(あたへ)にして  これが為(ため)にしば〳〵販売人(はんばいにん)【左ルビ:ウリテ】が利潤(もうけ)を  得(え)たりし処なり此(この)十八カラの品物(しな)すな  はち上品(しようひん)の金位(きんゐ)七百五十分|混和(まじり)して  製造(こしらへ)なしたる処の品(しな)ものにおゐては  かならずしも受合(うけあい)の官舎(いへ)にて確実(たしか)なる  しるしを押(お)さねはならぬなり此保証(このうけあい)  なす官舎(いへ)といへるものは我〻どちに於て  希望(ねかひのぞみ)する処の大日本政府(たいにつほんせいふ)にて建|設(もう)  けられたるものなり且(かつ)また此|官舎(いへ)に   於ていさゝかなる手数料(てすうりやう)を収(おさ)め日本へ