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コレクション: STAGE9

[時計に関する冊子] - 翻刻

[時計に関する冊子] - ページ 48

ページ: 48

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  純金(じゆんきん)三百七十五分混和物六百二十五分 ○精金(せいきん)の代価(だいか)を明細(あきらか)に察知(さつち)する事は  カラの度(と)に因(より)て違(たか)ひをなすなりたと  へは十八カラなる品位(くらゐ)と九カラあるひは  また十二カラの品位(くらゐ)とにおゐて代価(だいか)の  叚楷(しだん)を区別(わかち)なす事|甚(はな)はだ審(つまひら)かに   確実(たしか)なりしかりといへとも至(いた)つてしは〳〵  買人(かひて)がかく明瞭(めいりやう)【左ルビ:アキラカ】たる差別(しやべつ)を欲(ほつ)せず  すなはち此の差別(しやべつ)を欲(ほつ)せざるは功者(かうしや)なる  人にはあらざるなり ○金性(きんしやう)の品柄(しなから)を明(あき)らかにしらせんとする  には総(すべ)ての時計師(とけいし)またはもろ〳〵の  飾(かざ)り物師(ものし)に於てはかならすしらねはな  らぬ壹(ひと)つの手立(てだて)かあるなり而(しか)して夫(それ)  を詳(つまひ)らかに弁知(べんち)【左ルビ:ワキマヘシル】するには甚(はな)はた僅(わつ)か  なる業(わざ)てあるなり ○飾(かざ)り細工(さいく)ものゝ|商人(あきんと)あるいはかざり細(さい)   工(く)もの師は摺石(すりいし)《割書:和名つ|け石》にてあきらかに  之(これ)をしらるゝなり其(その)すり石といへる物  は燧石(ひうちいし)の種類(しゆるい)にして薬(くすり)名(な)「酸(さん)」とい