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コレクション: STAGE9

[時計に関する冊子] - 翻刻

[時計に関する冊子] - ページ 5

ページ: 5

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をまき又はまく手加減(てかげん)のほど合に気(き) をつけて誤(あやま)るへからず 時計の鍵(かき)を着服(きもの)のかくしの内に入|置(お)く べからずあるひは錆(さび)る処またはちりほこ りの這入(はい)る処に置(おか)ぬやうにこゝろを 用ゆへし 時計をまく時(とき)に時計を聢(しか)と動(うこ)かぬやう に持(もち)て居(を)るべし及ひ時計を巻(まか)んとして 鍵(かき)と共に時計のまわらぬやうに深(ふか)く心を 用ゆべし然(しか)らずして右(みき)より左(ひたり)へ時計(とけい)を 動(うこ)かさすして鍵を持たる手ばかり廻(まは)す べしあるひは時計(とけい)をまく時|鍵(かき)を巻(まき)ては 戻(もど)し巻てはもどしなどせずして順(じゆん) によく巻終(まきをは)るべし 平常(つね)にはなき事なれども時計を掃(さう) 除(じ)せず又は油(あふら)をかゆる事なく十八ケ月 あるひは二ケ年の余(よ)も運動(うんたう)せしめずして かならす置べからす 倹約(けんやく)せずして時計のとまる迄(まて)をまたず 時計師(とけいし)にたのみて掃除(さうし)をよくせしむべし