翻刻
のゝ如く、その形状(かたち)は皆(みな)延長(えんてう)にして、且(かつ)その長(なが)さ
の方向(はうこう)を以て、諸島(しよとう)相連属(あいれんぞく)して、其|本洲(ほんしう)の山脈(さんみやく)海(かい)
中(ちう)に出(いで)たる状(かたち)を示(しめ)す、また洋島(やうとう)は大洲(だいしう)と相連属(あいれんぞく)
せずして、別(べつ)に洋水(やうすい)の底(そこ)より起(おこ)るものにて、地心(ちしん)
火(くわ)の噴出(ふんしゆつ)より成(な)るもの多し、○洋島(やうとう)は大約(だいやく)上(うへ)に
述(のべ)たるが如く、地火(ちくわ)の噴出(ふんしゆつ)に係(かゝ)るといへどもま
た珊瑚虫(さんごちやう)と名付(なづく)る極(きわ)めて細微(さいび)なる動物(どうぶつ)の作為(さくゐ)
に出(いづ)るものあり、此(この)極微(ごくび)の虫(むし)は、珊瑚(さんご)の数塊(すくわい)を造(つく)
り、
其(その)中(ちう)
央(わう)に
湖水(こすい)
ある 【横組文の挿絵】
環形(くわんけう)
の珊(さん)
瑚(ご)嶋(とう)