みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE3

世直り艸紙 - 翻刻

世直り艸紙 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

つけ老人|婦女(ふじよ)小児之|類(たぐ)ひ引連(ひきつれ)よく〳〵心を 用ひ考(かんが)へ出すへき事也むかしより大地しんの あとに津波出る事うけたまわりおよび候得とも 此たひ眼前のことく見聞におよび候事|前代(せんたい) 見聞(ミもん)の事なり斯而此度|周章(あわて)したる人はけが 致し落付(をちつく)たる人ハ無事也已来大|地震(じしん)の節船にて 川中ニ居(い)る事相つつしみ可申事|呉〻(くれ〴〵)も子孫(しそん) まても申つたへ置度事なり     大|地震(ぢしん)用慎(ようじん)心得の事 一|主(あるじ)たる人驚べからず事 一火の用慎見廻り第一の事 一船にて川中に居(をる)べからず  津浪の出る事おそるゝ故なり 一角屋敷亦壱軒立家などハ  用慎すべし多く破損(はそん)するなり 一寺社石鳥居石とうろう辺へ