みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE3

世直り艸紙 - 翻刻

世直り艸紙 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

 寄べからず崩るゝなり 一寺方高|塀(へい)大|壁(かべ)など有所別而  用心すべしくづれ安し  □き家のお母屋建ならハ反てやね  おもくして柱(はしら)ゆるみあやうし 一|借家(しやくや)建(たて)の棟(むなぎ)つゞきハ見かけより反(かへつ)て  じやうぶなるなり 一|露路(ろうし)裏長家|抔(なと)片|側(かわ)へいなどの別而用|慎(じん)すべし 扨津波の用心は難斗ひ候得とも先大坂川〻 水|捌(さばけ)ケよくいかやうの大水にても大道へようゐに 止る事なく所ニよれハさのミ驚く事有まし 少し高見の方へ逃行(にげゆけ)ば無別条(べつしよなき)ものと存られる なり但し川筋ハあやうし内町ハ気遣(きづか)ひも有まじ 扨此たび津浪のやうすは西南の方甚しき候 やうと存候いかんとなれバ安治川ゟ木津川甚しく 大川すじにてハ安治川橋亀井ばし堀江川水分ばし