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コレクション: STAGE9

世説ヤンレフシ写、駿州田中城地震ニ付内外破損御届書、豫州大洲城地震ニ付内外破損御届書・封廻状 - 翻刻

世説ヤンレフシ写、駿州田中城地震ニ付内外破損御届書、豫州大洲城地震ニ付内外破損御届書・封廻状 - ページ 7

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小人いゝ子の振して牡丹を付けたる稽古着なんぞに 股引はき込頭巾を冠つて出かけるなそとハとうした こんたよ段々こうして今た残らす髪ミも延して飯を も喰そに三度の食事ハ犬猫殺して喰ふてあるだ ろ此比専ら蘭学はやり一文不通の当氣の奴らかガラ ンマチカを一冊あけると先生願にて蕃畫の祠の出役な そとハ片腹痛いそ後にハ定めし聖堂潰て畜生の 祠を建るて有たろ嵐に付てハ百俵以下へハ取越米 にて下さるなんそと皆米もときに書付面にて少ハ御家人 息つく積りて祝ひからせて間もなく御米か渡つて見たれ ハこいつもやつはり山師の細工て諸人を一はいおこわに 拠たる御米を上下に渡すといふのハ扨々きたない仕方ぢやな いかへヶ様な事てハ諸人の心は中々とれねへ却て気 けんを損しる道理た是とハ違て今度の張紙相場のよ いのハ書損ちやないかへ定めしこいつも舂屋かくさめに吹屋 様なるぼんぼち米をハ渡すで有たろ命の本なる兵糧并 諸民を助ける籾蔵なんそハこわれたまんまて自滅の本な る大船なんそを造ると云のハとうしたこんたよ誠に困た へらほら野郎だ己れが天下の政事か出来ぬて諸人 を頼ミて時務策しろとハあきれたこんたよ左様に 政事かまくらやみなら明るい仕方に譲らさなるなん 夫をも構ハす恥をも恥とも思わぬけたもの犬にハおと るせ御役に立すな伊賀殿なんそハあきれを止めて 云たい事をハ十分云れて病気と号して引たぢやな