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コレクション: 狂歌と狂詩

柳の糸 - 翻刻

柳の糸 - ページ 3

ページ: 3

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【OCRのままです】 めさし柳の若かりし頃よりかゝる道に遊ひぬれと さゝへはもとより浅み?と?りひと葉の蔭に身をおほひし ■■か■■にもまさりたれはひろこりたらんは にくかるへまゆりもりたることつゝるみを みかへり柳の枝うちたれてありしを師とたのみ まゐらせしからもゝの国のあるしこもとの柳を さしてことろ詞の異義をつたへゆゑ給ひし有了 朽木の枝のめさめたる思ひしらく風の蛙のひとすちに ひたちぬへきよろかひはしける今旦へは浅明か柳 もとせはかりむかしなや成にけむかくて手染の島の たよはきを恥すしんまやらすさかのしたり顔にはなるの 色の浅草を一とかなのりてくり出す糸のより〳〵に 此事をのゝ事とするをいやな風にもなひく人 いてきて出口の木蔵やゝ行かひしけくなり にたりこのひきんたちのはらへあることの薬玉と 宮戸の川そむ様いとはやく贈りこしぬかを柳橋の ちよき〳〵と刻厠の小刀もてけつはりかけに花 さかせてとみにふさやうしの袋入とはなしぬ こを柳の糸としもからふらせしは出たしけふき をしへを道のめいほくと思ひとりかつ春柳の いとたへす此書のなかくつたはりなん事をねき よそへたるわきになんと□ね力なき木の枝うこ かしつゝなる柳とかいなかしぬるになん 寛政九のとし    むつき         浅草菴