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コレクション: STAGE1

雷公地震由來記 全 - 翻刻

雷公地震由來記 全 - ページ 10

ページ: 10

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豕(いのこ)のごとしといふ説(せつ)は宋(そう)の 王 逵(わうき)が蠡海集(れいかいしう)に此事あり理(ことは)り なきにあらすそれ風雷(ふうらい)の二物 は天にありてかたちなし易(ゑき)に おゐて象(しやう)を乾にとる乾(けん)は 戍亥(いぬい)の方位(はうい)なりゆへに風伯(ふうはく) のかたちを犬(いぬ)になし雷公(らいこう)の かたちを豕(いのこ)になすといへり《割書:風伯トハ神|風之風俗》 《割書:通ニ云戍神為風伯云々風雷ヲ易ニテ戍亥ニトレハ風神ヲ|戍ニナシ雷神を亥ニスルナリ 亥ト豕ト同》  また国史(こくし)補(ほ)には雷州(らいしう)に《割書:国ノ名|ナリ》 春夏(はるなつ)は雷おほしかたち豕(いのこ) のことし人これを取りて 喰(く)ふとありそのほか大明(たいめい)一統(いつとう) 志(し)または廣輿記(くはうよき)の雷州の 部(ぶ)に春夏(はるなつ)は雷となり秋冬(あきふゆ) は伏(ふ)して豕(いのこ)のごとしとあり