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コレクション: STAGE1

雷公地震由來記 全 - 翻刻

雷公地震由來記 全 - ページ 14

ページ: 14

翻刻

おほくは年(とし)若(わか)き人 殊(こと)さら おそるゝなり年わかき人の 恐(おそ)るゝは陽気(やうき)内(うち)に餘(あま)りて 外(そと)の陽気を嫌(きら)ふなりまた天性(うまれつき)の きらひもあるものなり平生(へいぜい) 腹用(ふくよう)するくすりにもさのみ嫌 はざる人もあり殊(こと)のほかに 嫌(きら)ふひともあり惣(すべ)ていかづちを 恐(おそ)るゝことおそれさるとは 人の剛臆(かうをく)には依(よ)るべからず 魏(ぎ)の曹操(さう〳〵)ほどの勇者(ゆうしや)もふかく おそれて喰時(ものくふとき)雷 鳴(な)れば匙(さじ)の 至(いた)るところをわすれしとなり 是(これ)うまれつきのきらひなり いかづちをおそれぬをよしと いふにあらず既(すで)に聖人(せいじん)も