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コレクション: STAGE1

雷公地震由來記 全 - 翻刻

雷公地震由來記 全 - ページ 19

ページ: 19

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ずこのゆへに地震(ぢしん)ありと記(しる)せり 《割書:周本記白陽|甫カ説ナリ》 これ等(ら)はみな地震の 本説(ほんせつ)なり陰陽(いんやう)家(け)抔(など)のいつの 地震は何にたゝり幾日(いくか)の震動(しんどう) は病(やまひ)に祟(たゝ)るなんといふことは 皆(みな)迂怪(うくわい)の説(せつ)にして用ゆるにたら ず地震 何(な)んぞ変(へん)とせんや抑(そも〳〵)大 地は本(も)と気(き)渣滓(かす)こり聚(あつま)りて  形(かたち)をなし元気 旋轉(せんてん)の中(なか)に 亘(わた)れり天は地の外とを包(つゝ)み 地(ち)はその中間(なか)にあり地中(ちつう)は 水火の二気万物を発生(はつせう)する なり水火は所謂(いわゆる)一陰一陽(いちいんいちやう) なり天地に對(たい)していふときは 地は陰(いん)なりゆへに小陽(せうやう)大陰(たいいん)に せばめられて登(のほ)ることをえす