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コレクション: STAGE1

雷公地震由來記 全 - 翻刻

雷公地震由來記 全 - ページ 22

ページ: 22

翻刻

圖(づ)を見あやまりてなまづ に書なしたるものなるへし 日本紀(にほんき)に神武(しんむ)天皇(てんわう)即位(そくゐ)三十 一年四月 諸国(しよこく)に行幸(みゆき)して 大日本の国形(かたち)蜻蛉(あきつむし)の臋(とるめ)せるが ごとしと宣(のたま)へりこれに依(よ)りて 我国(わがくに)を蜻蛉洲(あきつしま)とも云へり 日本の圖(づ)を見るに頗(すこぶ)る鯰(なまづ)の かたちに似(に)たり【二文字分、鯰の輪郭と思われる絵あり】是(これ)等(ら)の 圖(づ)を見あやまりてなまづと いふかまた地震(ぢしん)の神(かみ)を鹿島(かしま) 大明神と云ふこと有べからず 日本紀 神代巻(かみよのまき)に高皇産霊尊(たかみむすびのみこと) のみことのりをうけて武甕(たけうみ) 槌(つち)の命(みこと)《割書:鹿嶋の|明神也》経津主(ふつぬし)の命(みこと)《割書:香取の明|神なり》 芦原(あしはら)の中津国(なかつくに)を平(たい)らげ