みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

雷公地震由來記 全 - 翻刻

雷公地震由來記 全 - ページ 23

ページ: 23

翻刻

二神(ふたりのかみ)出雲(いつも)の国(くに)五十田狭(いそださ)の小汀(をはま)に 降(くた)り居(ゐ)て十柄(とつか)の剱(つるぎ)を抜(ぬ)ひて 倒(さかさま)に地に立(たて)たるその鉾(ほこ)端(さき) に踞(うづくま)るとありこれに依りて鹿(か) 島(しま)に石の柱(はしら)をたてゝ 万世(ばんせい)の 垂跡(すひしやく)をしめすなり何(な)んぞ 鯰(なまづ)の頭(かしら)を刺(さ)すといふ事あらん やまた地震の神といふは外に ありと見(み)えたり日本記に 推古天皇(すいこてんわう)の御宇(みよ)に地震して 舎屋(やから)こと〴〵く破(やぶ)れぬ四方に 令(のりこと)して地震(ぢしん)の神をまつらし むとなりしかれどもその 神(じん)跡(せき)今は絶(たへ)て何地(いづち)に有こと を知らず 因(ちなみに)云 有時(あるとき)室(むろ)新(しん)助へ宮(かみ)より江戸