翻刻
一 松嶋宿江下モ町徳右衛門
清水町十兵衛両人
供壱人新町京助差遣
御伺旁尚又高遠表へ
御越被遊候哉飯田へ
御出被遊候也得渡御聞合
申上早速此方へ御出ニ
候ハヽ供之者即刻申遣
候之様両人は跡々残
諸事無落承合
罷帰候段申渡遣候
現代語訳
一 松島宿へ下町の徳右衛門と清水町の十兵衛の両人、供一人として新町の京助を差し遣わした。御伺いのついでに、なお又高遠の方へお越しになられるか、飯田へお出でになられるかを得とくと御聞き合わせ申し上げ、早速こちらへお出でになるのであれば、供の者を即刻申し遣わす旨を、両人は後々まで残り、諸事に落ち度なく承り合わせて帰参する段を申し渡して遣わした。